Olga Weis
最終更新日 Jun 6, 2024
USBに対応していないのは、VirtualBoxだけではありません。他の多くの仮想化アプリケーションでも、この制限が発生します。幸いなことに、FlexiHubと呼ばれるソフトウェアソリューションがございます。これをお使いいただくと、ユーザー様はVirtualBoxの仮想マシンにUSBを接続できるようになります。
このUSB to VirtualBoxソフトウェアをご使用いただくと、お使いのゲストOSがホストOSだけでなく、ネットワークに接続された任意のマシンに接続されているUSBデバイスにアクセスできるようになります。
注意：VirtualBoxがインストールされているマシンで問題が発生する可能性があります。USBデバイスをコンピューターのUSBポートに接続した後、またはFlexiHubとUSBデバイスを共有/共有解除した後、VBoxUSBMon.sysドライバがクラッシュしてBSODが発生する場合があります。
この問題を解決するには、VBoxUSBMon.sysドライバを停止するか、VirtualBoxの代わりに別の仮想マシンを使用します。
USBパススルーVirtualBoxを実装するのにご必要な作業は以上です。仮想セッション中は、仮想マシンに直接接続しているかのようにUSBデバイスを使用できます。FlexiHubは完全なクロスプラットフォームソリューションで、Windows、Linux、Android、およびMac OSに対応いたします。
VirtualBox USBサポートにはさまざまな用途があります。主に、ゲストOSからデータをバックアップしたり、VirtualBoxから印刷したり他の人と共有したりする目的で、仮想ドライバからドキュメントをコピーするのに使用できます。さらに、USBサポートは、ほとんどのVMユーザーが自分の仮想ハードディスクのデータにアクセスして管理する際に、仮想マシンの使用をより便利にする機能です。
VirtualBoxを使用すると、仮想マシンのユーザーが、USBコントローラーを使用してUSBデバイスをゲストOSに接続できるようになります。ただし、USBデバイスがコンピューターに接続されると、その接続はゲストOSにリダイレクトされ、ホストOSでは使用できなくなります。
注意：FlexiHubはすべてのOSに対応し、制限なくVirtualBoxで作業できます。
Virtualbox USBフィルタを使用すると、デフォルトモードでVirtualBox VMにマウントされた特定のUSBデバイスを取得できます。
仮想環境でUSBサポートを有効にすると、どのデバイスがゲストOSに自動的に接続されるかを制御できるようになります。フィルタを使用すると、特定のパラメータに従って、USBをVirtualBoxに自動的に接続できます。指定したフィルタに一致するデバイスは、ホストにリンクされると、自動的にゲストOSに接続されます。
さらに、フィルタに一致しないデバイスは、ゲストセッションでのさらなる使用から除外されません。代わりに、OSの「デバイス」->「USB」メニューからゲストに手動で追加できます。
「Virtualbox USBデバイスフィルタ」ウィンドウでは、新しいフィルタを作成できます。簡単に参照できるように名前を付けたり、フィルタごとに異なる基準を指定したりできます。ご必要な数のフィルタを作成することで、選択されたデバイスのタブを閉じたままにすることができます。
Windows 10でVirtualBox USBドライブをセットアップする場合は、接続されているUSBドライブを取り外して再接続する必要があります。そうしないと、当該デバイスはその動作を制御するために作成されたフィルタの影響を受けません。
ほとんどのVirtualBoxユーザーを悩ませているのは、VirtualBoxを利用した仮想マシンのUSBサポートは、最初から有効になっていないことです。
残念ながら、VirtualBoxの最新バージョンであっても、インストール直後にフラッシュドライブを仮想マシンに接続することはできません。この機能はまだ、開発者によって開発されていません。
ただし、これによってVirtualBoxでのUSBサポートが不可能になるわけではありません。実際、セットアップは非常に簡単です。必要なのは、お使いのホストOS（MacまたはLinux）によって異なる可能性がある、いくつかの簡単な手順に従うことだけです。
詳細については、以下にご用意した簡単なガイドをお読みください。
注意：USB 2.0はUSB 1.1よりも高速にデータを送信します。
USBデバイスをWindows VM起動後にMacに接続すると、自動的にゲストOSの仮想ハードディスクに接続されます。
注意：VirtualBoxは、デフォルトでUSB 1.1デバイスにのみ対応します。USB 2.0以降のデバイスをお持ちの場合、VirtualBox USBサポートのセットアップを続行するには、上記の拡張パックをインストールする必要があります。
必ず、お使いのVirtualBoxのバージョンに対応する拡張パックをインストールしてください。
注意：新しく追加された機能については、インストールの説明に記載されています。
注意：有効にできるのは1つのみ。
USBを接続したまま、VMを実行します。 VMはリストされたUSBデバイスを検出できるはずですが、ホストOSは、VMを閉じない限りそれにアクセスできません。
この機能はVirtualBoxですぐには利用できませんが、手動でのセットアップにはまったく時間がかかりません。上記の手順に従うのは、VirtualBox macOSおよびLinuxの新規ユーザーでも非常に簡単です。
仮想マシンからUSBにアクセスするには、VirtualBoxのインストール後にいくつかの追加手順が必要です。ただし、非常に簡単なため、ご心配いりません。VBソフトウェアの設定をいくつか変更することで、USBをデバイスに接続し、macOSおよびLinuxをパススルーできます。上記の手順を完了すると、USBドライブを接続したりデバイスを再起動するたびに、USBを仮想マシンに自動的に接続できるようになります。
